薪には広葉樹と針葉樹があります。
広葉樹には、ナラ、カシ、クヌギ、シラカバ、サクラ、リンゴ、アカシヤ、ケヤキ、ウメなど
針葉樹には、スギ、ヒノキ、アカマツ、カラマツ
薪ストーブに最適なのは、ヤニの量が少ない広葉樹です。
日本で入手しやすい針葉樹がヤニが多いからと使えないわけではありません。
よく燃えるので、不完全燃焼を避けて使うとか、煙突掃除をこまめに行うなど、使用する心がけがあれば十分に薪として使えます。
薪を買う場合
薪をタダでもらう場合
これ以外にも手に入れる方法はいくらでもあります。
薪の確保は日頃から身の回りの情報を集めて、少しでも安く集めることが必要です。
薪の運搬方法は、トラックの場合、業者に頼めば運賃は別にかかります。
安くあげたい方は、トラックを自分で持つのは難しいので、知人にから借りるあてを作っておきます。
大変な単純作業かもしれませんが、ストレス解消、運動不足の解消、だんだん慣れてくると、力の抜き加減、振り下ろす角度がわかってきます。
うちでは、廃材が主なので、丸ノコを使うことが多いです。
廃材で注意しなければならないのは、くぎなどをさけて切ることです。
ひっかけると刃こぼれをおこすだけではなく、丸ノコがはね返されるので、注意して使用して下さい。
細い薪を作る時はまず、軽く薪の上部に打ち込み、ナタを少しずつ下におろして割っていきます。
ナタは薪を割るというより、焚きつけ用の細い薪を作るのに必要です。
割った薪は使う前にしっかりと最低1年は乾燥して下さい。
剪定した庭木の枝も同様です。
薪の保管場所は、雨や雪がかからないところ、家からあまり遠くないところがよいです。
遠いと使うために室内にもってくる時に大変です。
薪小屋を作るのがよいですが、簡単なやり方は軒下に置き、上部に雨避けシートをかけます。
他に、家の基礎の下、テラスや玄関脇や屋根付きガレージの空きスペースです。
うちでは、雪が降る地域なので、工場のあらゆる空きスペースに積みます。
積雪、寒冷地では、薪を雪の中から取り出すのは大変です。
また、凍った薪を燃やすと燃焼効率がぐっと悪くなります。
できれば、今年使う分だけでも、物置、地下室、室内に移動させておくとよいです。
どうしても置く場所がない場合は、数日分の薪を早めにストーブのそばに置き、室内で、解凍、乾燥させたものを使うとよいです。